ブルキナ国内旅行は、同期のいる西部の観光地・Banforaとブルキナ第二の都市・Bobo-Dioulasso。Koudougouからは、バスで6時間ほどの距離です。
1日目は、移動。朝8時のバスでBobo-Dioulassoに向かい、一緒に旅行する同期と(たまたま)合流、バスを乗り継ぎ、Banforaへ。ついたら、もう暗くなる時間でしたが、すぐ近くのホテル
l'hotel Canne a Sucre(仏語でバンフォラ特産のさとうきびの意味)へ。ここのホテルのレストランでは、先進国のお料理が食べられます。ビールグラスは冷えてるし、キャプテンっていうお魚のカルパッチョと
か、ひれステーキとか!いや〜。幸せすぎた。
翌日は、早起きして、同期いださんが予約してくれた貸し切りタクシーでNyansogoni(ニャンソゴニ)へ。マリ国境から5キロ(?)くらいの村で、バンフォラからは60キロほど、車では3時間くらいでした。
この途中の道がすごく面白くて。赤い大地の、未舗装のがたがた道を日本車4WDでひたすら走る。バンフォラのあるブルキナ南西部は、お米の産地で、途中は田んぼが広がってて。タクシーの運転手さんがことあるごとに"Du riz!"って、田んぼを指してうれしそうにしていました。
こんな車はよくある風景。途中道が川になっていたり、車がぬかるんだ道にはまっていたり、ブラ隊(?)が現れてみんなでダンスしたり、休憩して遊んだり。なかなか楽しいドライブでした。
ニャンソゴニでは、村からすぐ近くの山へ登山。
結構道は険しくて、頂上の方には、180年くらい前の遺跡があります。300人くらいの人が住んでいたらしく、住居跡もあったけど、穀物貯蔵庫が本当に沢山。どうしてこんな高地の不便なところまで物を運べたのかしら〜と思わんばかりの険しい場所でした。なんでも戦争を逃れてここに村を作ったとか。
下山してからは、いったんバンフォラに戻ってご飯食べ、今度はDormと言う奇石が沢山ある場所へ。
昔々は、ここも海だったそうです。ブルキナのミニミニグランドキャニオンって言えるかな?
かなりいい眺めで、ついつい長居。ここで夕日を眺めてから帰りました。
で、ちょっと暗くなってから辺りを見ると・・・一面の蛍!水がきれいじゃないと生きれない蛍、日本でもなかなか見る機会がないですが・・・ふらふらちかちか、幻想的な風景。あたりには明かりもなかったので、本当に本当にきれいでした。
バンフォラに戻ってからは、念願の「バンフォラのマクドナルド」。名前はファーストフードですが、お料理は・・・ロイヤルホストみたいな感じ?運良く「本日のスペシャル」をいただくことができ、ひれステーキと砂肝・レバーのソテー、そして山盛りのサラダ。大変美味でした。
次の日は、バンフォラの地域病院(CHR)へ同期の職場見学。この病院は、ブルキナの中でも5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)の取り組みが進んでいるとのことで、どのように取り組んでいるのか、特に、整理整頓が終わったあと、どのようにしてきれいな状態を保ち、教育しているのかの工夫を見たかったのですが・・・どうも、新病院に引っ越して間もなかったこともあり、取り組みの本格化はこれからのよう。また後日、参考にさせてもらおうと思います。
一通り病院を見せてもらい、マックで再びご飯を食べた後、まだ時間があったので、マルシェに行ってお買い物。
↑売り物のシュニー(毛虫)に噛み付こうとするりょうくん。↑いまの季節は野菜がいっぱいです。
午後のバスでBobo-Dioulassoへ向かいました。Boboは車で1時間半の距離。ブルキナに来たばかりの頃、1ヶ月ほど語学研修をした場所です。あの頃は・・・何もかもが珍しくて、何もわからなくて。っていうか!日本との気温差50度以上でめちゃめちゃ暑くて、ほんと、何もできなかったな〜。いまじゃ、なれたものです。
ボボでは、先輩・同期隊員のおうちにお邪魔したり、これまたおいしい物を食べたり。から揚げと牛タンと串焼きが最高においしかったです♪(食べてばっかり?)
あとは、同期の愛ちゃんが障害者センターで車椅子の女性たちの自立支援活動をしています。そこで作っている手工芸品がお土産にぴったり!なので、大人買いさせていただきました★
商品は
愛ちゃんのブログのこちらに載ってます。日本でお土産でわたしたところ、この顔シリーズの鍋つかみ、大好評!顔シリーズはポーチもあるので、そちらもほしかったんだけど、今回は品切れ。エプロンも「派手柄で素敵!」とのことで、日本のおかあさんたちに喜ばれた模様です。愛ちゃん、ありがとうねー!(写真もありがとう。)みなさん、お土産にいいみたいですよ〜。
ボボでは、市役所の見学に行く予定でしたが・・・アポがとれず、担当者不在で今回はあきらめることに。っていうのも、ちょうど、カレーム(イスラム教の断食)があけるお祭りの日に当たってしまい、町はお祭りモード!バスも運休が多くて、移動は大変でした。涙
いろいろあったけど、無事その日のうちにおうちまでたどり着くことができ、首都では客人のロスバゲの荷物も受け取ることができたので、結果的にはばんばんざい。田んぼに車が落ちる事件・猿にかまれる事件など、何かとトラブルがあった旅行ではありましたが(苦笑)、結果的にも楽しい思い出になりましたとさ。
一緒に旅行してくれた・Bien接待をしてくれた同期のみんな、本当にありがとう〜。楽しかったよ!!
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◎ニャンソゴニについては、同期もブログに書いているよ〜。
◎バンフォラで泊まったホテル
ダブルの部屋に2泊で、50ユーロほど。こっちのCFAフランだとお高く感じますが、日本円で考えると、かな〜りお得です。お料理もおいしいし、南国風のエアコン付のホテル、すごく快適でした。お勧めです。