みなさま、こんにちわ。
今日25日で、ブルキナに来て1年がたちました。24日にまだ寒かった日本を出て、これまた寒いパリでトランジット、25日の夜にブルキナに到着した時の衝撃。いまでも覚えてます。
暗い空港、むわっとする熱気、すごいホコリ。
安宿暮らしには慣れていたはずなのに首都の隊員連絡所の汚さに凹み、停電や断水で困り、舗装されてない道路の砂塵にいらつき、食べ物の不衛生ぶりにびびり、何よりもどうしようもない暑さに苛立ち。
1年たった今では、そんな非常はすべて日常になり、もはやちょっとやそっとのことじゃ凹まなくなりました。(いや、きーきーいってることも多いけど。)
仕事のほうも、最近は急にいろんなことが見えてきました。もちろん、うまくいかなくていらつくこともまだまだ沢山あるのですが、自分なりの仕事の仕方ができてきたり、こういう仕事をこういう計画でこういうふうに進めたいっていうものが見えてきた、という感じです。ふと視界が開けたっていう感じかも?
どこに行っても思うけど、やっぱり仕事って、それなりにその場所の環境ややり方や慣れてきて、自分のやり方やペースが確立するまでには時間がかかるものだなあと。日本人のいない環境に放り込まれ、ブルキナベや不便な状況、何よりも暑さに振り回されていましたが、最近は同じ職場にPC隊員さんが入ったこともあり、はっと我に返って、本来の自分のやり方みたいなことを思い出してきました。「現場にやり方を合わせろ」「日本のやり方は通用しない」とは言いますが、かといって、こちらに溶け込むために、何もブルキナベになることもないかな、と。そう考えて仕事を始めたら、なんだかふっと楽になった今日この頃。
フランス語は・・・ええ、上達しました。回りが。私のめちゃくちゃでドマージュなフランス語でも、がんばって聞き取り、欠けている(間違っている)部分を頭で処理し、意味を推測して、理解してくれると言う能力が、飛躍的に向上したブルキナベ多し!いやあ。助かります。
ええと、あたしのフランス語の方は、30日に中間報告会をするため、いま資料を作りながら、フランス語の先生と毎日勉強しているのですが・・・・ううむ。語学って、もうどうしたらいいんでしょうねえ。永遠の課題です。少なくとも、ここで暮らす後1年の間、生活や仕事が成り立つレベルでゆる〜く頑張ります。
22日に、協力隊ニジェール全撤退の公表がありました。北アフリカの国の隊員も一時帰国中です。
「もうやだ!帰りたい!」って、つい弱音を吐いちゃう時もあるけど、ここでこうして活動ができていることは、本当にありがたいことなんだ・・・と、改めて実感します。
折り返し地点に来て。
当たり前じゃなかったことが当たり前になった。非日常が日常になった。
慣れたからこそできることも増えたけど、当たり前になっちゃって見過ごしちゃうことも多くなってきた。
この日本が大変な時に、海外でボランティアをさせてもらえること。沢山の人にお世話になり、支えられていること。
何よりも、こうして健康で毎日笑って暮らせること。すごく幸せなことなんですよね。
感謝を忘れずに、真摯に謙虚に。でも、もっとパワーアップして、残りの1年を過ごしたいと思います。
いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
PS:あつこさん、りおさん、誕生日おめでとう!来年は一緒にお祝いだ!